古い建物を買う場合に行うべきこととは
かつての日本では新築住宅へのあこがれが強かった時代がありましたが、その傾向は昨今では変化してきており中古住宅へのニーズも高まっています。
もっとも、中古住宅は建築されてから長い年月が経過しているものも多いため、その性能についてはしっかりとチェックしたうえで購入することが重要です。
チェックポイントは数多くありますが、なかでも重視すべきなのが建物の耐震性能です。
地震国である日本にあって地震を避けて通ることはできませんので、法定基準以上の耐震性を持っていることを確認してから購入するというのがセオリーです。
そこで、建物の耐震性能をチェックするために置こうのが耐震診断であり、専門の業者に依頼して行うことが一般的です。
耐震診断には簡易診断と精密診断がありますが、まずは前者の方法で見てもらい耐震性に懸念があるようであればしっかりとした診断を受けるということでよいでしょう。
なお、例え耐震面で不安がある物件でも補強工事によって問題を解決できるケースもあります。